ハワイに住んでいる人々の楽みの1つがバーベキュー、いわゆるBBQというものです。
親兄弟や友人とともに自宅の庭などでお肉を豪快に焼き、お酒を飲みながならワイワイと楽しむのが地元のパーティースタイル。
一説には「BBQができないやつはロコ(地元の人の意味)じゃない」なんていうこともあるそうです。
しかしわたしたち観光客がハワイでBBQをするのは簡単ではありませんよね。
食材はもちろん、器材の準備や場所の確保など、考えることはたくさんあります。
「もっと手軽にハワイでBBQを楽しみたい!」というBBQラバーにおすすめのお店が、ワイキキにある「The Reef Bar and Market Grill(ザ・リーフ バー&マーケットグリル。以下、ザ・リーフ)」というレストランです。
今回の記事ではザ・リーフでの良い席の選び方と注意点やお肉の注文方法、焼き方などについてご紹介いたします。
ハワイでBBQをしてみたい方はザ・リーフを要チェックです!
※この記事は2019年12月に書かれました。
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ザ・リーフ バー&マーケットグリルとは
ザ・リーフ バー&マーケットグリルは自分でお肉を焼くBBQスタイルのレストランです。
店内には大きなBBQグリルがあり、自分の好きなタイミングで焼き立てのお肉を食べられますよ。
お肉をはじめとした食材は地産地消、つまり地元ハワイ産を使っているので味・鮮度ともに最高のものとなっています。
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ザ・リーフへのアクセス
ザ・リーフはアウトリガーリーフ・ワイキキ・ビーチリゾートホテルの1Fにあります。
ホテル1Fをビーチの方へ向かって進むとすぐに入り口が見えてきますよ。
アウトリガーリーフホテルはワイキキのやや西よりにありますが、ワイキキ中心部からでも比較的近く、アクセスは簡単。
また、ワイキキエリアはトロリーバスがたくさん走っていますので、それらを利用してもいいですね。
2017年まではショアバードがあった場所
ちなみにザ・リーフがある場所には2017年までは「ショアバード」という、こちらもBBQグリルが有名なレストランがありました。
ショアバードは同年9月に閉店しましたが、その後間もなく現在のザ・リーフがオープン。
過去にショアバードでBBQを楽しんだ方は残念に思われるかもしれませんが、ザ・リーフでも自分でお肉を焼くBBQスタイルが楽しめますよ。
ザ・リーフは絶景のオーシャンフロントが最高
ザ・リーフはアウトリガーリーフホテル1Fにあるのはすでにお伝えした通り。
地図を見ていただくとわかりますが、アウトリガーリーフホテルはワイキキビーチ沿いに建つオーシャンフロントのリゾートホテルです。
つまり、ザ・リーフももちろんオーシャンフロント!
店内からワイキキビーチ、そして東の方にはダイヤモンドヘッドもしっかり見える絶景がウリなんです。
またワイキキビーチ沿いということは、朝昼は青くきらめく海、夕方には思い出に残るサンセットタイムを過ごすことができますね。

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入店時に海に近い席をリクエストしよう
予約なしでお店へ訪問しても、案外すんなり席へ案内してくれます。
ただしこの場合ビーチ側の絶景シートではなく、店内中央寄りのビーチから少し離れた席に通されることが多いみたいです。
実はお店入り口の横に待合席(ウェイティングシート)があるのですが、そこに待っている人がいたとすると、それはおそらくビーチ席を待っている先客です。
もしビーチ席を希望するのでしたら、案内スタッフにその旨を伝えるようにしましょう。
ただ店内中央寄りの席であっても、他の席より少し高いところにあります。
そのためビーチからの心地よい風が店内を通り抜け、また先からも外の風景は見えるため、一概に残念な席ともいえません。
反対に、ビーチ側の席は日光が当たりすぎて暑いと感じることを考えれば、中央寄りの席を選ぶのもいいかもしれませんね。
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フレンドリーなスタッフは日本語対応できる方も多数在籍!
ザ・リーフは一流ホテルのアウトリガーリーフホテル内にあるため、スタッフさんは多言語対応OKです。
もちろん全員ではありませんが、日本語を話せる方もいるため、英語が全くわからない方も安心ですね。
また、日本語によるメニューも常備。
このあたりもホテル内レストランの安心できるポイントの1つですね。
ザ・リーフのドレスコードはリゾートカジュアルで
ザ・リーフは一流ホテルであるアウトリガーリーフホテル内にあるレストランです。
カジュアルな雰囲気ですが、ラフすぎる格好はNG。
ドレスコードはカジュアル(リゾートカジュアル)で臨みましょう。

ザ・リーフはファミリーやグループでの利用がおすすめ
ザ・リーフは広く開放的な店内が特徴のホテル内レストランです。
そのためカップルでの利用よりは、友達同士のグループやファミリーなど、大勢での利用がより楽しく過ごせると思います。
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お料理の素材は地元ハワイ産の素材なのが嬉しい!
ここからはザ・リーフのお食事やメニューについてご紹介いたします。
ザ・リーフでは地産地消を意識した食材が選ばれており、地元ハワイ産のお肉やお野菜を食べることができるのは前半にお伝えした通り。
その食材を一流のシェフたちが調理してくれます。
また、お肉についてはお店の特徴であるBBQスタイルで自分で焼くことができますから、単に食べるだけでなく体験して楽しむことができますね。
ザ・リーフのディナータイムは自分で焼くBBQスタイルが楽しい!
本記事で何度もお伝えしている通り、ザ・リーフでは店内に設置されているBBQグリルを使っで自分でお肉を焼くことができます。
外食しにきて自分で焼くなんて面倒・・・なんて思われるかもしれません。
しかし普段の生活でなかなか体験できないことをできるのが旅行の醍醐味!
ということで、せっかくザ・リーフにきたのですからお肉を焼いてみましょう。
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メインの注文でサラダバーがもれなくついてくる
BBQグリルで焼くお肉を選んだら、サラダバーももれなく付いてきます。
旅行中不足しがちな野菜もしっかりとって、栄養のバランスも整えておきましょう。
【BBQ用お肉のオーダーから焼き上げまでの手順を解説します!】
※記事の初めからジャンプしてきた方はここをクリックで戻れます!
例えば「フィレミニョン(Filet Mignon)8oz(約230g)」を注文したとすると、あとでスタッフさんが「フィレミニョン(Filet Mignon)×1」と書いたメモをくれるんだ。
するとお肉担当のスタッフさんがいるのでメモを渡します。
スタッフさんはメモと交換でフィレミニョンをお皿に入れて渡してくれる、という流れです。
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- Mocha Rub(コナコーヒーやブラウンシュガーとコショウやガーリックなどがブレンド)
- Smoked & Spicy(チリペッパーやブラウンシュガー、コリアンダーなどがブレンド)
- Red Sand(チリペッパーやパプリカ、ヒマラヤンソルトなどがブレンド)
- Green Herb(コリアンダー、レモングラス、バジル、ホワイトペッパーなどがブレンド)
ちなみにフィレミニョンには3つ目のRed Sandがおすすめみたいだよ。
だから自分のスマホを持って行ったほうが時間を測れるのでいいと思うよ。
ただし、調理してくれるチップとして15ドルプラスになることだけは知っておいてくださいね。
あ、最後に格子状の焼き目をきれいにつけるコツをお伝えしますね。
まずはお肉をしっかり焼きます。
この時無理にグリルに押し付けたりする必要はありません。
ある程度焼けたらお肉を90度回転させます。
すると最初につけた焼き目に対して格子状に焼き目がつき、見た目にも美味しそうな「ザ・ステーキ」な焼き目がつきますよ!
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以上がザ・リーフでのお肉のオーダーから焼き上げるまでの手順です。
最初は緊張するかもしれませんが、何事も楽しんでやってみてくださいね。
- ニューヨークストリップ(New York Strip:38ドル)
- フィレミニョン(Filet Mignon:42ドル)
- リブアイ(Rib Eye:42ドル)
- スカートステーキ<ハラミ>(Skrit Steak:28ドル)
- トップサーロイン(Beef Top Sirloin:32ドル)
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- サーモン(Salmon:34ドル)
- アヒステーキ(Ahi Steak:36ドル)
- ハーフラック オブ リブ(Half Rack of Ribs:28ドル)
- ハーフチキン(1/2 Chicken:28ドル)
- ローカル ククイソーセージ(Kukui Sausages:28ドル)
- ベジタブルスタック(Beggie Stack:26ドル)
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- アヒ トスターダ(Ahi Tostadas:24ドル)
- ベイクド ゴートチーズ(Baked Goat Cheese:20ドル)
- クラブケーキ(Crab Cake:18ドル)
- チキンウィング(Sticky Chicken Wings:16ドル)
- カウアイシュリンプカクテル(Kauai Shrimp Cocktail:22ドル)
- キングクラブレッグ<タラバガニ>(King Crab Legs:28ドル)
- コールド シーフードタワー(Cold Seafood Tower:ダブル 28ドル、トリプル 105ドル)
- ホット リーフ シーフードポット(Hot Reef Seafood Pot:75ドル)
- オイスター(Fresh Oysters on the Half Shell:6個 18ドル、12個 32ドル)
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- ガーリックブレッド(Garlic Bread)
- マカロニチーズ(Adlu Mac & Cheese)
- ブリュッセルスプラウト(Roasted Brussels Sprouts)
- スタッフド ベイクドポテト(Stuffed Baked Potato)
- バターマッシュポテト(Whipped Whole Butter Mashed Potatoes)
- グリルド コーン オン ザ コブ(Grilled Corn on the Cob)
- スピナッチ & ポークベリー(Spinach and Pork Belly)
- ローストマウイオニオンライス(Roasted Maui Onion Rice)
→全て8ドル
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- アヒケバブ(Ahi Kabobs:34ドル)
- シュリンプケバブ(Shrimp Kabobs:30ドル)
- トップサーロインケバブ(Top Sirloin Kabobs:32ドル)
- ホワイトチェダー ベーコン バーガー(White Cheddar Bacon Burger:26ドル)
- ビヨンド ヴィーガン バーガー(Beyond Vegan Burger:26ドル)
- ショートリブ(Braised Short Ribs:34ドル
- モホ マリネチキン(Mojo Marinate Chicken:32ドル)
- ホールフレッシュキャッチ(Whole Fresh Catch:時価)
- キャラメリゼ ニョッキ(Caramelized Gnocchi:24ドル)
- サフラン リゾット(Saffron Risotto:26ドル)
朝食はビュッフェorアラカルト
ザ・リーフの朝食はビュッフェかアラカルトどちらからも選べます。
(ブレックファスト受付時間 7:00〜10:30)
ビュッフェといえばホテル内レストランの定番形式ですよね。
小学生くらいのお子様ならビュッフェも自分で取りに行けますし、自分で料理を選ぶのは楽しいはずです。
また、5歳以下のお子様はビュッフェ料金は無料。
小さなお子様連れのご家族には嬉しいシステムですね。
- 13歳以上:28ドル
- 12〜6歳:15ドル
- 5歳以下:無料
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大人の方ならテーブルで待っていられるアラカルトから選ぶのもGood!
ゆっくりコーヒーでも飲みながら、その日の予定を立てる時間にしてもいいと思いますよ。
- アサイボウル(Acai Bowl:12ドル)
- トロピカルフルーツプレート(Tropical Fruit Plate:12ドル)
- オートミール(Oatmeal:10ドル)
- ケサディーヤ(Ultimate Breakfast Quesadilla:16ドル)
- カルアポーク&グリーンベネディクト(Kalua Pork and Greens Benedict:18ドル)
- テリヤキステーキ(Teriyaki Steak and Eggs:22ドル)
- オムレツ(Choice of Omelet:16ドル)
- ハワイアンフレンチトースト(Hawaiian French Toast:18ドル)
- 本日のパンケーキ(Pancake of the Day:17ドル)
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ランチタイムではホワイトチェダーベーコンバーガーを食べてみよう!
ランチタイムはアラカルトからお料理を選びます。
(ランチタイム受付時間 11:00〜15:00)
ここでのいちおしは濃厚なチェダーチーズとベーコンがたっぷり挟まれた「ホワイトチェダーベーコンバーガー(24ドル)」です!
チェダーチーズのこってりした味わいとベーコンの塩加減が絶妙!
ボリュームがすごいですが、何度でもリピートしたくなる逸品です。
お酒好きな方なら白ワインと合わせてみるのもGOOD♪
チェダーチーズとの相性は抜群ですし、ハンバーガーというハワイ感のある食べ物で気分が上がること間違いなしですよ。
- ホワイトチェダーベーコンバーガー(White Cheddar Bacon Burger:24ドル)
- ビーガンバーガー(Beyond Vegan Burger:24ドル)
- クラブケーキ・BLT・サンドウィッチ(Crab Cake Sandwich:24ドル)
- ブラッケンド・マヒ・サンドウィッチ(Blackened Mahi Sandwich:22ドル)
- クリスピーチキンサンドウィッチ(Crispy Chicken Sandwich:22ドル)
- スモークターキ&ブリー(Smoked Turkey & Brie:24ドル)
- グリルドステーキ&ブルーチーズ(Grilled Steak & Blue:24ドル)
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ザ・リーフには嬉しいキッズメニューあり
ファミリーでの利用が多いザ・リーフにはキッズメニューもしっかり準備されています。
ビュッフェ形式の場合はサラダやオムレツなどから好きなものを選べますが、ビュッフェを注文しない場合にはキッズメニューから選ぶといいですね。
- フレンチトーストスティック(French Toast Sticks)
- ハッピーフェイスパンケーキ (Happy Face Pancake)
- フルーツ&グラノーラ(Fruit & Granola)
→全て12ドル
- チキンテンダー(Hand Dredged Chicken Tenders)
- チーズバーガー(Cheese Burger)
- マッケンチーズ(Mac and Cheese)
- グリルドホットドック(Grilled Hot Dog)
- クリスピーフィッシュタコ(Crispy Fish Taco)
→全て12ドル
ハナホウバーで海を見ながらお酒を飲むのもGOOD
ザ・リーフ店内にはバーエリアが併設されています。
バーには「ハナホウバー」という名称が付けられていて、本格的なアルコールが楽しめます。
おつまみを注文し、通り抜ける風が気持ちよいバーでお酒を楽しむ。
そんな優雅な時間を過ごせそうですね。
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ビーチサイドの席は日差しに注意!
ザ・リーフのウリの1つであるビーチサイドのナイスビューなお席ですが、実は1つだけ注意することが。
朝〜夕方にかけての時間帯は、日差し対策をしておくほうがいいでしょう。
燦々と降り注ぐ太陽の光はハワイ旅行の魅力ですが、日焼けを気にする方はもちろん、それ以外の方も長時間直射日光を浴び続けるのは良くありません。
日焼け止めをしっかり塗る、帽子やストールなどで肌を隠す、水分やビタミンをしっかり取るなどの対策は必要でしょう。
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ビーチサイド席は17時以降のサンセットタイムがBEST
ザ・リーフのビーチサイドの席を狙うなら17時以降のサンセットタイムがBEST!
夕方なので日差しも弱まり、またワイキキの海に沈んでいく太陽の黄金の光を見ながらの食事は格別の時間となるでしょう。
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ザ・リーフのまとめとお店情報
ザ・リーフは自分でお肉を焼くBBQグリルが設置されているレストラン。
大ぶりのステーキ肉を自分で焼く経験はなかなかできないと思います。
お店は海沿いに立つアウトリガーリーフホテル内にあるため、店内からのオーシャンビューも楽しめます。
朝昼夕どの時間帯に訪れてもよいのですが、昼前後の時間では海側の席は日差しに注意してくださいね。
BBQはハワイに住む人の代表的なホームパーティー形式です。
家族で行くハワイ旅行の際にロコの気分を味わうのも面白いと思いますよ。
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Address : Outrigger Reef Beach Resort, 2169 Kalia Rd, Honolulu, HI 96815
Tel : +1 808-924-7333
Open : 7 : 00 am ~ 23 : 00 pm
Close : なし
HP : https://www.reefbarandmarketgrill.com
(この記事のアイキャッチ画像は公式サイトより引用)
Instagram : https://www.instagram.com/reefbarmarket/