「ハワイのビアホールでカッコよくクラフトビールを飲みたい!」
「クラフトビールバーで家族みんなと食事をとりたい!」
そんなビール好きな方には、今回ご紹介する「Maui Brewing Company Waikiki(マウイブリューイングカンパニーワイキキ:以下、マウイブリューイングカンパニー)」にぜひ訪れてほしいんです!
世界中に無数にあるクラフトビールの中でも人気の高いマウイブリューイングカンパニー。
この記事ではワイキキにオープンしたマウイブリューイングカンパニーワイキキ店の魅力をお伝えします!
※この記事は2019年6月に書かれました。
Contents
2017年にオープンしたマウイ島発のブリュワリー
マウイブリューイングカンパニーはその名の通りハワイ・マウイ島を拠点とするクラフトビールのブリュワリー。
(ブリュワリーとはビールを作る場所、企業のこと)
ワイキキにオープンしたのは2017年で、オープン以来高い人気を集めています。
マウイブリューイングカンパニーはビールそのものの質が良いのはもちろんのこと、評価されるのは企業としての姿勢です。
環境問題に配慮し、市販されているのはリサイクルしやすい缶の容器をつかっていたり、原料にはハワイ産のものを使うようにするなど。
また、2019年以降は再生可能エネルギーのみでビールの製造を行っており、地球環境にとても優しい企業です。
社会的に評価されている企業だと言えるでしょう。
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ワイキキビーチコマー3階のアクセスしやすい立地
マウイブリューイングカンパニーはワイキキNo.1の目抜き通りであるカラカウア通り沿いにあります。
アウトリガー系列のホテル「ワイキキ・ビーチ・コマー by アウトリガー」の3階で、場所に迷うことは少ないでしょう。
ワイキキビーチコマーはインターナショナルマーケットプレイスのすぐ隣にある建物です。



お店は大箱な作りで開放感たっぷり
お店を一言で表すと「広い!」です。
入口(受付)をすぎるとどぉーんと奥まで続く大箱な店内スペース。
中央にはドラフトビールのサーバーがずらりと並び、カウンターで美味しいビールや料理をいただきながらバーテンさんとの会話が楽しめます。
サイドにはテーブル席があり、少し離れたところにはテラス席が。
ここから見える外の空間の気持ちよいことといったら他にありません!
また、店内にはサッカーゲームの筐体があり、大人も子どもも楽しく遊べるようになっています。
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日本人以外のお客さんが多いのが特徴
地元ハワイ産(マウイ島)のビールブランドだからでしょうか。
それとも目立つ立地ながら3階にあるという条件からでしょうか。
お客さんは日本以外の国の方が多いように見受けます。
たしかに店内の喧騒は完全に外国の雰囲気。
いくらビール好きだったとしても、日本人では場慣れしていないと尻込みしてしまうかもしれませんね。
カタコトの日本語で応対してくれるスタッフさん
完全に日本国外の雰囲気というのもあってか、スタッフさんは決して日本語が堪能というわけではないようです。
それでもカタコトの日本語で明るく丁寧に接客してくれるスタッフさんのおかげで注文に困ることはないでしょう。
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日本語メニューもあるのがうれしい!
マウイブリューイングカンパニーには日本語が常備されています!
これはクラフトビール好きな我々にはうれしいことですね♪
ただ、クラフトビールは日本語が書いていなくてもある程度判断できます。
もし英語のメニューしかなかったとしても、「スタイル」と呼ばれるビールの種類で大体の味の傾向が判断できますし、アルコール度数なども数字で書かれているのでわかりやすいと思います。
- Pilsner(ピルスナー):日本で「とりあえず生ビール」と言って提供されるのがこのスタイル。
キンキンに冷えたグラスに冷えたビールを注ぎ、グイッと飲んで爽快感を味わうことができる。 - Pale Ale(ペールエール):苦味がやや強く、グイッと飲むより少しずつ飲んで香りと味を楽しむもの。
脂っこい料理と合わせると口の中をさっぱりさせてくれるのでおすすめ。 - IPA(アイピーエー):クラフトビールの代表格と言っても過言ではないスタイル。
ペールエールよりさらに苦味が強く、〆の一杯としても人気。
アルコール度数もやや高い傾向がある。 - Stout(スタウト):日本で言われる「黒ビール」。
有名なスタウトとしてはギネスビールがある。
色が黒く、コーヒーのような苦味がある。
やはり〆の一杯としておすすめ。
これがわかっていたら英語が読めなくてもクラフトビールを楽しめるぞ!
- ABV(Alcohol by Volume=アルコール バイ ボリューム):アルコール度数のこと。
通常「ABV 〇〇%」という表記がされている。 - IBU(International Bitterness Units=国際苦味単位):そのビールがどれくらい苦いのかを表している。
一般的にIPAスタイルが一番苦い。
ピルスナーの「苦い」とは苦味の方向性が違い、グレープフルーツのような苦味を指す。
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子連れハワイの方もウエルカム♪
マウイブリューイングカンパニーはお酒を飲む場所としては珍しく、朝早くからオープンしています。
もちろんビールを朝から飲むこともできるのですが、レストランとして食事を楽しむこともできるんです!
そんなマウイブリューイングカンパニーの食事はお子様にもおすすめ。
子連れハワイでお酒が飲みにくい〜なんて嘆いているママさんパパさんにぜひ利用していただきたいのがこちらのお店なんです。
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地元のミュージシャンによる生演奏あり!
大箱の店内では地元のミュージシャンによるライブ演奏が行われいます。
こうしたイベントも相まって、なおさら外国のビアホールという雰囲気が楽しめるんです!
一人で訪れても楽しめる要素がたくさんありますね。
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マウイブリューイングのクラフトビールが飲める!
ここからはマウイブリューイングカンパニーのクラフトビールをご紹介いたします。
2019年6月現在、マウイブリューイングカンパニーの店内で飲めるクラフトビールは全6種。
(他に限定ビールあり)
まずはこの6種類のビールをご紹介いたします。
- ビキニブロンドラガー(Bikini Blonde Lager:6.75ドル)
- ビッグスウェルアイピーエー(Big Swell IPA:6.75ドル)
- ココナッツヒワポーター(Coconut Hiwa Porter:7.75ドル)
- パイナップルマナウィート(Pineapple Mana Wheat:7.75ドル)
- ダブルオーバーヘッドアイピーエー(Double Overhead Double IPA:9ドル)
- パウハナピルスナー(Pau Hana Pilsner:8ドル)
最初はビキニブロンドから始めよう
マウイブリューイングカンパニーのビールが初めてだという人やクラフトビールにあまり慣れていない人は、まずはド定番とも言える「ビキニブロンド」から初めてみましょう。
ハワイの航空会社「ハワイアン航空」の機内でも飲めるこのビール、マウイブリューイングカンパニーの第1のビールと言えるでしょう。
美しい黄金色のビールの見た目と飲み口の爽快感がたまらない!
暑いハワイにベストマッチしたビールと言っても過言ではありません。
まずはこのビキニブロンドとおつまみを食べながら、お店の雰囲気や他のメニューを眺めてみてはいかがでしょうか。
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ビッグスウェルIPAはシメの一杯にどうぞ♪
ビッグスウェルIPAはIPAらしい苦味がたまらない一杯です。
先ほどご説明したIBU(国際苦味単位)では、ビキニブロンドが「21」に対してビッグスウェルは「82」!
なんと、数字の上では約4倍の苦味があることになります。
この苦味は〆の一杯としてぴったり!
お店で提供される美味しいフードメニューをつまみながらビッグスウェルをチビチビ飲む。
この時間を楽しんでみましょう♪
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ビールに迷ったらBeer Flightsで4種類のサンプルを選んでみよう
どのビールを飲めばいいのか悩んでしまって決められない〜!なんていう人は、Beer Flightsという4種類のビールをサンプルとして飲めるメニューをオーダーしてみましょう。
6種類の定番ビールから4種類のサンプルを飲んで、その中から自分好みの1杯を探すというのは楽しくもあり、また自分の知らないビールの世界を広げるという意味もあります。
ビールのお持ち帰り用にグロウラーもある!
クラフトビールのお店ではビールの持ち帰りもやっているんです。
持ち帰り用にはグロウラーと言われる大きな専用ボトルが利用されます。
こちらを店内で購入し、ホテルの部屋で飲むようにお持ち帰りしちゃいましょう!
なお、このグロウラーは他のビールバーでもよく見ます。
部屋飲みだけの利用じゃなくて、お土産用に購入するのもオシャレかもしれませんね。

マウイブリューイングカンパニーはレストランとしての利用が◯
マウイブリューイングカンパニーはビールを楽しむビアバーですが、オープンの時間はなんと朝7:30時。
つまり朝から利用可能ということです!
早朝のワイキキを散歩してホテルに戻ってシャワーを浴び、朝食をとるためにマウイブリューイングカンパニーへ・・・
なんて使い方がとってもいい感じ♪
ということで、フードメニューも3点ご紹介いたします。
ちなみにどのメニューもかなりの大盛り!
朝からお腹いっぱいになって動けない〜なんて事がないようご注意を!
朝食にはフレンチトーストがGood!
まずは朝食にぴったりなフレンチトースト(Stuffed French Toast:16ドル)をご紹介します。
大きめにカットされたトーストにたっぷりとバターが塗られた大満足の一品。
大盛りのホイップクリームにラズベリーのジャムとココナッツのシロップの組み合わせが甘酸っぱくて最高に美味しい!
フレンチトーストはハワイの朝食として定番とも言えるメニュー。
まだ食べたことのない方はここで味わってみてはいかがでしょうか。
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大人気のピザはマストオーダー
ハワイ(アメリカ)でビールに合わせるおつまみの定番といえば、なんと言ってもピザですね!
ここマウイブリューイングカンパニーのピザは全部で5種類。
どれも大判で味のしっかりしたものばかりで、ビールがめちゃくちゃ進みます。
ここではその中でも「The Brewmaster(20ドル)」をチョイス。
スパイシーなペパロニとチーズがたっぷり使われたビールのお供にぴったりのピザです。
かなりのボリュームなので1枚オーダーすれば十分かも・・・
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おつまみにはナチョスがGOOD!
ハワイの飲み屋さんでオーダーするおつまみの定番といえばナチョス!
ナチョスは大抵、大盛りで提供されます。
マウイブリューイングカンパニーのナチョス(MBC Nachos:16ドル)も例に漏れず大盛りサイズ。
これ一つ注文するだけでお店滞在中のフードメニューには困らないくらいの量が運ばれてきますよ。
フードメニューに困ったら「とりあえずナチョス」でもいいかもしれませんね。
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キッズメニューがあるのが嬉しい♪
マウイブリューイングカンパニーはお酒を飲むのがメインのお店ですが、なんとキッズメニューがあるんです。
家族みんなで利用できるようなお店作りをしているんですね。
やっぱりこういうところはビアホールというよりレストランに近いのかもしれません。
「子どもがいるから入りにくい」という悩みはこれで解決できますよね♪
マウイブリューイングカンパニーのその他のメニュー
- MBC グリドル チーズバーガー(MBC Griddle Cheese Burger:14.5ドル)
- ブルーチーズバーガー(Blue Cheese Burger:16ドル)
- ハラペーニョ ベーコンバーガー(Jalapeno Bacon Burger:18ドル)
- アゲインスト ザ グレーン ベジーバーガー(Against The Grain Veggie Burger:14ドル)
- フライドチキンカツ サンドウィッチ(Fried Chicken Katsu Sandwich :16.5ドル)
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- ロコモコ(Loco Moco For Days:19.5ドル)
- ビキニブロンド フィッシュ&チップス(Bikini Blonde Fish N’Chips:23.5ドル)
- フィッシュ タコ(Local Catch Fish Tacos:23ドル)
- パブ ステーキ(Pub Steak:35ドル)
- チキンカツ シュペツレ(Chicken Katsu Spätzle:19ドル)
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- クリスピー カラマリ(Crispy Calamari:16ドル)
- ハウスカットフライ(House Cut Fries:7.5ドル)
- アボカドトースト(Avocado Toast:9.5ドル)
- チキンウイング(Chicken Wings:16.5ドル)
- ポークベリーバオ(Pork Belly BAO:15ドル)
- アヒポケ トスターダ(Ahi Poke Tostadas:21.5ドル)
- MBC ナチョス(MBC Nachos:16ドル)
- ルーツ&スプラウツ(Root & Sprouts:15.5ドル)
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毎日15時30分からのハッピーアワーはめっちゃお得♪
ハワイのレストランではハッピーアワーがあるところが多いのですが、ここマウイブリューイングカンパニーでも毎日15時30分から17時30分までと、22時30分〜閉店までの間はハッピーアワーとなっています。
(毎日2部制)
内容としては、
- 全てのビールが2ドルオフ
- カクテルが3ドルオフ
- ピザが1枚10ドル
- おつまみ類が50%オフ
という、まさにお得でハッピーそのもの!
この時間帯を狙って行く価値ありでしょう!
ビールやカクテルのアルコール類ももちろんよいのですが、レストラン顔負けの味とボリュームを誇るフードメニューをオーダーして早めの夕食を楽しむのがいいかも。

3階にあるお店は入店までのハードルが高いのがネック
素晴らしいマウイブリューイングカンパニーですが、1つだけ難点を挙げるとすれば、それは「入店までのハードルの高さ」でしょうか。
どのようなジャンルのお店でも同じですが、路面店(要するに1階にあるお店)より2階以上にあるお店の方が入店しにくくなる傾向があります。
理由はいくつかありますが、大きなものは「どんな店かわからない」という部分ではないでしょうか。
お店の様子がわからないので、気になっていてもちょっと覗きに行くという事ができないですよね。
一度も利用したことのない人からすると、中身のわからないお店には入りにくいというのが正直なところでしょう。
まして海外の、しかもお酒を飲むお店となれば初心者にはかなりハードルが高く感じても仕方ありません。
勢いよく入ってしまえばこっちのもの!
入店までのハードルが高いのはよくわかりますが、
「どうしてもクラフトビールが飲みたい!」
「マウイブリューイングカンパニーのお店に入りたい!」
と強い気持ちがある方ならぜひ入ってみましょう!
1階入り口で案内してくれる陽気なお姉さん、お兄さんに安心してついて行ってください♪
それも恥ずかしい、勇気が出ないという方は、思い切って先にコンビニでビールを買って飲んでから行ってみては!?
勢いづいて入店の後押しになるかもしれませんよ。
ただし、マウイブリューイングカンパニーにたどり着く前に酔っ払ったり、お腹いっぱいになってしまわないようにご注意を!
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マウイブリューイングカンパニーのまとめとお店情報
マウイブリューイングカンパニーは朝からオープンしている大箱のビアホール。
その席数はなんと450席以上とワイキキ有数の広さを誇ります。
朝からビールを楽しみに行くのもいいのですが、充実したフードメニューを家族みんなで味わうために訪れるのがおすすめ。
子どもにも嬉しいキッズメニューやゲームの筐体もあり、みんなで楽しい時間を過ごせるでしょう。
3階という入店までのハードルはあるものの、お店を出る頃には「ああ、美味しくて楽しかった!また来よう!」という気分になっていること間違いなし。
マウイブリューイングカンパニーを知っていた人も知らなかった人も、次のハワイ旅行では行きたいお店のリストに入れておいてくださいね。
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Address : 2300 Kalakaua Ave, Honolulu, HI 96815
Tel : +1 808-843-2739
Open : Sun ~ Thu 7:00 am ~ 23:30 pm , Fri ~ Sat 7:00 am ~ 12:00 am
Close : なし
HP : https://www.mbcrestaurants.com/waikiki/
(この記事のアイキャッチ画像は公式サイトより引用)
Instagram : https://www.instagram.com/mauibrewingco/?hl=ja
